事件

恐るべしヒトメタ(hMPV)~母の手って偉大?~

娘がヒトメタニューモウイルスに感染してしまいました!

ヒトメタってめっちゃ厄介…。

娘はもちろん私もなかなか精神的にきつかったです。(世のお母さま方て本当にすごいですね…。)

また娘のヒトメタと戦っている最中、ふと自分の幼少期を思い出し、母の手の偉大さについて振り返りました。

そのことについても書いてますので、興味があれば読んでもらえると嬉しいです。

ヒトメタ(hMPV)とは?

ヒトメタ…(通称:ヒトメタニューモウイルス)

潜伏期間は4~5日ほど。

RSウイルスほど感染力はそこまで強くないと言われていますが、保育園で感染が広がったことからそこそこの感染力はあると思われます。

感染源は、主に感染者の咳や鼻水、唾液から感染します。

1度感染したからといって抗体ができるわけではないので、何度も感染してしまう可能性アリです。

10歳までにほぼ100%の確率で罹患するものと言われています。

また感染は、子供だけではなく大人も感染しますが、大人が感染した場合は風邪症状程度で済むのでそんなに心配はいらないと思われます。

となるとやばいのは、やはり子供が感染した場合です。

ヒトメタの症状

主な症状は、平均して高熱(38℃~39℃)が4-5日続きます。

ヒトメタの熱の特徴は、38℃~39℃辺りを上がったり下がったりして平熱に戻らない弛張熱と呼ばれるものです。

咳や痰が絡んだ咳が出てくる呼吸器にダメージを与えるウイルスですね。

またひどくなると、喘息性気管支炎、中耳炎、肺炎、熱性けいれんといった合併症を引き起こす可能性もあります。

ゼーゼーと呼吸音がする喘息に関しては60%の確率で引き起こされ、のちに発作となることも少なくないようです。

このようなことから、ヒトメタは高熱よりもが引き金となり重症化することが多いため呼吸に注意する必要があります。

補足ですが、ヒトメタと似た症状をもつRSウイルスもいますが、RSウイルスで重症化するリスクがあるのは生後6か月未満の赤ちゃんです。

感染力に関しては、RSウイルスの方が強いと言われています。

娘の症状

では、実際に娘におきた症状をまとめます。

娘に最初に出た症状は、発熱でした。

初日に38℃ほどの熱を出し、その後1週間下がることはありませんでした。(地獄…)

先生からは4‐5日で熱は引くと言われていましたが、結構長引きました。

2日目~5日目までは、40℃越えの高熱がつづき解熱剤の効果はあまりありませんでした。(本当に心配した)

元々うちの子は呼吸器が強くないので咳の影響でこじらせてしまったのだと思います。

発熱した次の日には、咳・鼻水の症状が出始め、咳は日に日に強くなっていきました。(めっちゃえずいてたよ…)

また、2日目あたりから高熱の影響で食欲も極端に落ちていきまいた。(食べなくなったらホントに心配になる)

そして、咳が特にひどくなるのが夜でえずいて吐いてしまうこともしばしばありました。(娘の機嫌は最悪)

もちろん気持ちよく寝れるはずもなく、咳き込んで起きては泣いて、また咳き込むという負のループを繰り返しまいた。(ホントに地獄だった)

そんな中、少しでも咳をマシにしようと2日に1回のペースで病院に通い吸入をしてもらいました。

6日目辺りから、解熱剤を使わなくても自力で熱を下げれるようになり、8日目でようやく熱の心配から解放され一安心しました。

ですが、咳はあまり改善せず吸入器を処方してもらい家でも吸入を続けています。(とりあえず2週間分もらった)

そんなこんなで今までで一番大変な看病でした。(笑)

娘のおねだり

ヒトメタは私の看病史上一番大変だったわけですが、娘の行動がわたしの幼い記憶を呼び起こしてくれました。

娘は高熱と咳で苦しんでいた時、しきりに私のことを求めました。(不安だものね)

近くにいるだけで安心するようで、手で「ここにいて」と自分のとなりをポンポンと叩きます。

とはいえ、私もお世話しないといけないので添い寝するわけにもいかず手を繋いだりさすってあげたりしました。

すると、不思議なことにすーっと眠りに落ちてくれます。(まぁ咳き込んですぐ起きちゃうんですけどね…笑)

この時、私は自分が母の手をとても好きだったことを思い出しました。

母は魔法の手?

皆さんは幼少期、お母さんの手は好きでしたか?

私は、大好きでした。

もう記憶にはありませんが、私が幼少期の頃にたくさん看病してくれたり、抱っこしてくれたり、撫でてくれたりしたのだと思います。

それをきっと肌が覚えているので触れられると心地よく感じるのだと思っています。

人の温もりを感じられるのは、きっと母の手が原点なのかも知れないとふと考えたりしまいた。(笑)

これぞ現代の魔法の手です!

そういえば私が生理痛で苦しんでいた時、父(母は他界してた)が一生懸命背中をさすってくれて通常なら30分ほどは痛みが引かないのに、その時は10分ほどで痛みが消えました。

この頃の生理痛の痛みレベルは、布団から一歩も動けない&全身から冷汗が出る!です。

これが、短時間で治まったんです。

この出来事から、人の手には何かパワーがあるのだと確信しています。

話が脱線してしまいましたが、私が母の手を魔法の手に感じたように(途中から父の手も加わった)娘にも私の手を魔法の手のように思ってもらいたい!

そんな風に思った時間でもありました。(ほっこり)

まとめ

ヒトメタは、高熱+咳というWパンチでこどもに襲い掛かるウイルスで、重症化するリスクもある厄介な病気です。

重症度は、人によって程度はありますがうちの子にはとっても危険なものでした。

ホントに入院が頭をよぎったよ…。

苦しむ我が子を見るのは辛いことですが、子供からするとお母さんに甘えられるチャンスなのかもしれませんね。

普段、仕事に育児と忙しく過ごす日々の中で、中々子供との時間をゆっくり過ごせないママが多いのではないでしょうか?

わたしもその一人なので、えらそうなことは言えませんが子供が寝込んでいるときぐらい隣に寄り添って撫でてあげる余裕を持ちたいなと思いました。

子育てって大変ですが、お互いぼちぼちやっていきましょー。

ありがとうございました!

ではまたー!

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