このお話は、私が感じる都会に住む人と地方に住む人の間で生じるギャップについて書きます。
私自身は大阪で生まれ育った都会人です。
ですが両親は高知出身なので、こどもの頃はよく高知に帰っていて田舎の風土(?)的なものにも触れて育ちました。
そして現在、結婚し旦那の実家(地方)に帰省するのですが、やっぱりギャップを感じることが多いです。
こどもの頃になんとなくの違いは感じていましたが、結婚すると顕著にそれが浮き彫りになってきました。
都会育ちの私が感じる田舎のギャップについて紹介していきます。
全国共通の親戚の集まり!
田舎のしきたりと聞けば、第一に思い浮かぶのがこれではないでしょうか?
お盆、お正月はお約束で、その他のイベントがある度に親戚一同が集まるというもの。
親戚が多ければ、ホントに大変です。
正直「だれ?」レベルでひっきりなしに来客がきたりします。
旦那の実家では昔はそんな感じだったようです。
座敷に収まりきらず、3回転はしていたようです。(未知の世界)
子供の頃は、ただ座ってご飯を食べていただけなので「年に数回ある食事会ねー」ぐらいの感覚でした。
ですが、立場が変われば見え方は変わりますよねー。
正直、わたしは田舎のしきたりにはついていけません…。(笑)
なぜ1年に何回も集まってどんちゃん騒ぎしなければならないのか未だに不明です。
動くのは女性の仕事
これは、旦那の実家に限らず高知でも思ったことなのですが、集まりの時に動くのは女性のみ。
台所をいったりきたり、お酒やらおつまみやら用意するために動き回ります。
男性陣は、座敷に座って優雅にお食事会…。(実に楽しそうです。)
そして、空いた皿ができたら引いてきて、皿が足りなくなれば補充します。
ある程度、洗い物が溜まったら洗って、タオルで拭きます。
食器乾燥機などを使ってる時間なんてありません。(この時代の全て手作業)
この流れを最低3回ぐらいは繰り返します。
おもてなしの一貫ということは、承知していますがやっぱり腑に落ちないのが本音です。
女性の役割
女性の役割は、来客に気持ちよく帰ってもらうこと。(おもてなしの心?)
料理やお酒を振る舞い、楽しく騒いでもらってもちろん気遣いも忘れない。
正に昭和の女の鏡です!
女性は一歩引いて男性をたてるってやつですね。
しかし、私にはやっぱり共感できかねるところがあります…。
男性の役割
一方で、男性の役割はというと来客に対してお酒を酌み交わしてもてなすことだそうです。
ただ酒を飲んで楽しんでいるわけではないようです。
そう言われれば、確かにそうなのだとは思いますが、気遣いの量でいったら圧倒的に女性の方が上だと思うのは私だけでしょうか?
だって、知らない土地で、知らない人相手におもてなしをするって神経すり減らしませんか?
親戚の集まりの度に神経する減らして働くなんで私には到底できません。
これを当たり前にやっていた昭和の女性たちはやっぱりすごいです。
時代
男性を立て家庭を守ってきた女性を否定するつもりは全くありません。(誤解なきようお願いします)
ただ、このようなことを「やりたくてやっていたか?」と問われて「そうです!」と答えられる女性がどのぐらいいるのでしょう?
わたしの勝手な予想ですが、9割9分「仕方なくやっていた」と答えると思います。
もちろんそういう時代だったと言われればそうなのでしょうが…。
誰が好き好んで、自分の大切な時間を他人にささげたいと思うのでしょう。
これも私の勝手な推測ですが、本当はもっと自分に時間を使いたかったのではないかと思っています。
ただこの気持ちって厄介じゃないですか?
負の連鎖?
自分が我慢して耐えたことって相手にも強要しちゃいませんか?
私はしちゃうタイプです。(笑)←全然ダメです!
だから、どうしても思ってしまうんですよね。
嫁姑問題で揉めるのは、姑からの押し付け(私も耐えたんだから、あなたも耐えるのが当然でしょ!)って気持ちなんじゃないかと。
これって、マジで負の連鎖としか思えません。(虐待の連鎖反応と同じ)
もちろん、そうではなく純粋な気持ちで教えてあげたいっていう姑さんもいると思いますが、大半は私のようなブラックな精神が入ってると勝手に思っています。
なので、わたしがそうならないためにも変な我慢はしたくありません。
おもてなし(しきたり的なもの)はもちろん大切なものだとは思いますが、自分を崩してまで従うものではないと思っています。(姑さんにバチギレされるやつ)
だって嫌じゃないですか?
嫌なことを相手にも強要しちゃう自分て…。(そうならないように努めたい)
宴会後のカラオケ(愚痴)
これは、おまけです。(笑)
一通り、食べて飲んで騒いで一回お開きになった後に始まるカラオケ大会…。
年に数回の楽しみなのは、わかります。
親戚一同集まって楽しくて仕方ないんでしょう。
でろでろに酔っぱらって気分も最高潮でしょう。
気持ちはお察しします。
…お察ししますが、早く寝ろ。
それに付き合わされるこっちの身にもなれ。
その後の皿洗いが待ってるんやで?
ホントはYouTube見たいんやで?
めっちゃ我慢してんねんで?
頼むから、早く寝て下さい。
早く私に安らぎを下さい。(切実な気持ち)
まとめ
というわけで、今回は都会と田舎のギャップについて書かせて頂きました。
後半は愚痴でごめんなさい。(笑)
同じ日本でも感じ方が全く違ってカルチャーショック?を受けとります。
この問題って根深いのでまだまだ解決の糸口は見えませんが、ぼちぼちやっていきましょう。
皆さんも色々あるとは思いますが、無理せず歩いていきましょうね。
ありがとうございました。
ではまたー。