私の尊敬する佐藤航陽さんが執筆したおすすめ本です。
佐藤さんが執筆された本はすべて持っているのですが、どれも万人に読めるように丁寧にわかりやすく書いてくれています。
私はYouTubeで佐藤さんを見て、佐藤さんの着眼点や思想がとても好きですぐにファンになってしましました。(笑)
そして今回、自分で事業するにあたってとっても大切なお金について再勉強しようと決意しました。
というわけで、佐藤航陽さん執筆の「お金2.0」についてまとめてみました!
お金儲けのノウハウではなく、本質に触れているとても面白い本なので是非読んでみてね。
経済は3つのベクトルで動いてる
お金を稼ぐ上で欠かせないのが経済の動向を知ることです。
世の素晴らしい経営者さんの頭の中には3つのベクトルが存在しています。
それは…
- お金
- 感情
- テクノロジー
お金>感情>テクノロジーの順番です。
お金
お金がないと私たちは生活できません。
お金は私たちが生活する上で密接に結びついているが故にその影響力が絶大です。
ですが、こんなに生活に関係しているのに日本ではお金についての勉強はしていません。
学問的な賢さが実社会の生活に直結しないのは、この2つが全く違うルールで働いているからだそうです。
その事実を私たちは全く知りません。
だからお金を稼げないのかーと腑に落ちました。
感情
感情は、お金の次に強い力です。
人は誰かと気持ちを分かち合いたい生き物です。
その思想がある一定の母集団を形成するのに役立ちます。
この人を応援したいという気持ちがお金に繋がったりします。
アイドルなんて正にそうだと思います。
重要なのは、お金のことだけを考え、人の気持ちを無視しては持続することはできないということです。
テクノロジー
テクノロジーの発展で、生活は劇的な変化を遂げます。
インターネットが正にそうですよね?!
多くの人には、あまり考えなくても大丈夫なようですが、未来を決める方向性をみるには重要な要素になります。
今は、人工知能AIが目覚ましい進化を遂げていて、どう共存できるかが私たちの未来を決めるといっても過言ではありません。
この3つのベクトルのバランスをとることが重要で、どれかを無視すると現実世界では、上手く機能しなくなるようです。
お金とは?
みなさん、お金ってなんでできたか考えたことありますか?
お金は、価値を交換・保存・尺度の役割があると言われています。
昔はブツブツ交換していましたが、そんなの面倒ですよね?
なので、食べ物という価値をお金で買う。
また、この食べ物はいくら?という尺度をつけることができる。
更にはお金は腐らないから、長期保存がきく。
とっても便利なツールなのです。
でも、変だと思いませんか?
ただのツールとして使っていたお金が、今やお金自体に価値がついています。
この歴史が面白いんです!
資本主義経済
ただ交換の役割だけだったお金が、18世紀ごろからお金が前に出てるくようになります。
この頃、革命が起き「自由」「平等」という思想が広がり、1人1人が人生を選べるようになりました。
同時期に産業革命が起こり、農業の時代から産業の時代へシフトチェンジが起こりました。
市民革命で貴族などの身分の影響力が弱くなる一方で、工場を作る為のお金が必要になり需要が高まっていきます。
労働者にとっても、生活するお金が必要になり需要が高まっていきます。
身分からお金へパワーシフトが起こったわけです。
資本主義経済の出来上がり!って感じですかね。(笑)
身分からお金に変わるってすごいパワーチェンジですよね?
お金の価値の分離
最初は、お金=ツール。
しかし、次第に工場で労働者を雇って製品を作るより、お金にお金を稼がせた方が効率いいんじゃない?という輩が現れるわけです。
お金にお金を生ませる。(証券化、利子など)
金融市場がここまで大きくなったことがその証明です。
ここら辺から、お金がツールではなくなり、価値が分離していくことになります。
お金を稼げば稼ぐほど報酬が手に入る状況が出来上がります。
そうなると、お金を稼ぐことが目的となってきます。(手段の目的化)
心当たりありませんか?(笑)
とはいえ、資本主義経済で生きていれば当然の流れのようです。(良いのは悪いのか…謎)
まとめ
お金に生い立ち?について改めて勉強してみるのも悪くないですね!
資本主義がどうやってできたのか?などを知っておくとまた見る視点が変わって良いかと思います。
1記事にまとめようと思ったのですが、あまりに膨大なため区切ることにしました。
面白い所や知ってほしい所をかいつまんで、お話したいと思います。
今回はまだまだ冒頭部分ですので、次回も楽しみにしててください。
ではまたー!!