胃癌の原因と言われているピロリ菌!
そんなピロリ菌を保菌していたら動揺してしまいますよね?
わたしも最初はめっちゃ動揺しました。
まさか自分がピロリ菌をもっていたなんて思ってもみませんでした。
とはいえ、思い返すと腹痛もちだったので、その気配はあったんですけど…。(笑)
なぜ気付かなかったんだ…(´;ω;`)
除菌してから1年が経過し、除菌後の胃カメラも受けて今のところ元気にやっています。
そんな私が、ピロリ菌をどう撃退したのか共有させていただきます!
ピロリ菌と診断された日
私がピロリ菌の検査をしようと思ったきっかけは、健康診断でした。
たまたま無料でピロリ菌検査が受けれるということだったので、受けてみることにしました。
この時点では、ピロリ菌なんて本当に他人ごとでした。
それが、後日結果が帰ってきてピロリ菌(+)の通知を見て一瞬パニックになったのを良く覚えています。(笑)
健康診断の採血での判定だったので、確定診断をしてもらうべく病院で胃カメラをしてもらいました。
もちろん結果は、余裕でピロリ菌(+)でした。
胃が真っ赤になってた上に胃潰瘍の跡までありました。(自然治癒で治ったらしい。)
こんなかわいそうな胃をほっとくわけにいかずすぐに除菌を決意!
ピロリ菌除菌方法
ピロリ菌の除菌方法は、「ボノサップパック800」という3種類の薬がパックになったシートを1日2回朝・夕食後に服用するという一般的な治療です。
薬の内容は、アモキシシリン(250)3錠・クラリスロマイシ(200)2錠・タケキャブ(20)1錠の計6錠を朝と夕食後に服用します。
中々の量で、1週間飲み続けるのは中々大変でした。
ボノサップパック800の他にも400という種類もありました。
こちらの違いは、「ボノサップパック400」の方がクラリスロマイシンが1錠少ない点でした。
抗生物質の量が違うってことですね。
こちらの内服治療での除菌成功率は、90%程度だそうです。
ということは、ほとんどが1回で成功できるということになります。
もし1回目で成功しなかった場合は、薬の種類を変えて再度おこなうようです。
それでも、失敗に終わった場合は3回目となるようですが、保険適用できるのは2度目までだそうです。
なので、3度目は自費負担になりますがそれでも行うのか?問題になります。
きちんと説明してくれるいい先生だったのですが、心配性のわたしが頭をだし残り10%に入ってしまうのでは?と考えてしまいました。
そこで、ネットでピロリ菌撃退について調べまくりました。
ピロリ菌除菌中に平行して試したこと
ネットで得た情報は、
- プロバイオティクスを取り入れる
- マヌカハニーの摂取
の2点です。
プロバイオティクス
プロバイオティクスを摂取するとは、ガセリ菌LG21入りのヨーグルトを食べるというものです。
乳酸菌のLG21には、ピロリ菌の増殖を抑えると言う効果があるようです。
ある研究で、抗生剤とガセリ菌LG21入りのヨーグルトを併用したグループは除菌成功率が69.3%→82.6%までに上昇したようです。
とはいえ、上記の研究は1990年代後半のものなので試す価値があるかと問われると微妙なラインではありますけど…。(笑)
マヌカハニー
次に、マヌカハニーについてですが、マヌカハニーといえば殺菌効果が高いと有名な蜂蜜ですよね。
その殺菌力がピロリ菌に効果があると言われています。
マヌカハニーMGO100以上ものを5g摂取することで除菌効果が期待できるようです。
ネット上では、科学的に実証されてると言われている一方で、マヌカハニーに除菌作用はないという両極端の見解が存在していました。(;´∀`)
上記の内容から、プロバイオティクスしろマヌカハニーにしろ効果がどこまでなのかは怪しいところです。
しかし、自分が後悔しない選択をしたいですよね!
ということで、私は明治乳業さんの「乳酸菌LG入りヨーグルト」とマヌカハニーはUMF10+を薬を服用する1週間前から開始しました。
ホントは2週間前から始めるのがいいということでしたが、間に合いませんでした。(笑)
また先生からカフェインを控えるように言われたので除菌中は一滴たりともカフェインの摂取はしなかったです。
そして、ドキドキしながら1カ月後の結果を待ちます。
1回で除菌に成功!
待ちに待った結果当日!
呼気検査にてピロリ菌の有無の確認が行われます。
検査内容は、袋を膨らますという実に簡単な検査でした。
その結果…見事に1回でピロリ菌を撃退することに成功しました!(まぁ成功率90%ですからね。)
色々試したかいがあったなと胸をなでおろしたのを覚えています。(笑)
ピロリ菌は胃癌リスクを高める恐ろしい菌ですが、除菌自体はそんなに大変ではありません。
なのでピロリ菌を発見された際は、速やかに除菌することをおすすめします!
抗生剤の副作用について
大変ではないと言ってしまいましたが、一つだけ気持ち悪い体験をしました。
抗生剤の副作用で、飲んでる最中はずーっと喉の奥から苦みを感じていました。
唾液を飲み込む度に、苦い味がして気持ち悪かったです。
ですが、服用を終えると自然に消えていきました。
先生曰く、この症状はよくある副作用なんだとか…。
私の場合は、お腹を下すこともなかったですし、この副作用以外での問題点は特にありませんでした。
ピロリ菌除菌後の胃カメラの重要性
除菌直後は、ピロリ菌に感染のせいで委縮性胃炎の症状は残っていたものの気分は爽快でした。(たぶん気持ちの問題)
これで終わった!と思いましたが、まさかそんなはずはなく1年ごとに胃カメラを受けなければなりません。
なぜなら、除菌後は胃が荒れている状態なので仮に癌があったとしても見落としてしまう可能性があるのだとか。
胃が委縮してしまってるせいで、見つけるのが難しいらしいのです。
なので、少なくとも除菌後5年は毎年かかさず胃カメラをした方がよさそうです。
日本の内視鏡の技術はすばらしい?
癌と聞くとちょっと億劫になってしまいますが、胃がんは早期に発見できれば完治できる病気です。
また、日本の内視鏡の技術はすばらしいという噂が…。
その理由は、欧米と比べると日本は胃癌患者が多いことやスコープ自体もほとんどが日本製というのがあげられています。
これは私の感覚ですが、日本って職人気質な面がありますよね?
なので手先が器用という点からも、内視鏡レベルが高いと聞くと納得してしまいます。
仮にそうなら、とっても素敵なことですし、なにより安心です!
ですが色々調べてみたところ、内視鏡医も結局のところ技術レベルの問題なので、すべての内視鏡医が高い技術をもっているというわけではありません。
なので、お医者さんはちゃんと選びましょうね!ということです。
まとめ
というわけで、私のピロリ菌除菌物語について書かせていただきました。
結論、ピロリ菌の除菌自体は何も難しくなく簡単におこなえるので、感染してる人はすぐに除菌してもらいましょう!
また除菌後の定期的な検査は、大切なので面倒ですが少なくとも5年間は頑張りましょう。
わたしも面倒ですが、頑張ります。
そして、もし胃癌が発見されたら、実績のある先生を頼りましょう!(これはマジで大切!)
私もこれは肝に銘じます。
ではまたー!
ありがとうございました!